アプラスの過払い金請求の返還率・期間・注意点まとめ【最新版】
アプラスのクレジットカードやTUTAYA Wカードなどの提携カードで、過去にキャッシング枠を利用したことがある方や、現在も返済中の方で、下記に該当する方は過払い金が発生している可能性が高いです。
- アプラス:2007年4月1日までにキャッシングを利用
- 提携カード:2009年頃までにキャッシングを利用
また、アプラスは2015年3月1日に「新生カード」を吸収合併しているので、新生カードの過払い金請求はアプラスに対しておこないます。
このページでは、アプラスに過払い金請求をした場合の返還率や、返還までの期間、注意点など、アプラスの過払い金請求について解説しています。また、当事務所にご連絡いただければ、無料でアプラス、ゼロファーストの過払い金の調査をいたしますのでお気軽にご利用ください。
■もくじ
アプラスの過払い金請求について
アプラスの過払い金が発生する条件
アプラスは、カードの種類によって金利を引き下げた時期が異なります。
アプラスが自社で発行するクレジットカードのキャッシング枠は、2007年4月1日以前までは29.160%、アプラスと提携するクレジットカードは、2009年頃まで29.16%のグレーゾーン金利で貸付けをおこなっていました。
そのため、「アプラスは、2007年4月1日以前から取引をしている場合」「提携カードは2009年以前から取引をしている場合」は、過払い金が発生する条件を満たしているので過払い金請求ができます。
- アプラスのクレジットカード・提携カード一覧
- 新生VISAカード、新生アプラスカード、新生アプラスゴールドカード、新生カードVISA(2012年3月発行中止)、新生ゴールドカードVISA・JCB(2012年3月発行中止)
【提携カード】TSUTAYA Tカードプラス、TSUTAYA WカードJCB(2010年8月末新規入会終了)、CNプレイガイドカード、Life MileカードJCB、くりまりカードJCB、ちょびリッチポイントカードVISA、ミナピタカードJCB、ECナビカード、HEPカード、バイク王カードJCB、アップルカードVISA、スマイルパーソナルカード、コパックカード、ポルシェカード、タビカ・マスターカード
アプラスは2007年4月1日、提携カードは2009年頃に、それぞれ金利の見直しをおこなったので、それ以降に借入れをした方は過払い金は発生しません。しかし、金利の見直し後も、高い金利のまま返済を続けている場合もあります。このような場合、過払い金が多く発生している可能性もありますので確認することをおすすめします。
また、アプラスは2015年3月1日に「新生カード」を吸収合併しています。新生カードで過払い金が発生している場合は、アプラスに対しておこないます。
当事務所では、アプラスをはじめ提携カード、新生カードの過払い金が発生しているか確認できる、無料診断をおこなうことができますので、お気軽にお問い合わせください。
アプラスの過払い金が消滅してしまう条件
アプラスの過払い金が消滅してしまう条件は、「最終取引日から10年が経過」「アプラスが倒産」の2つあります。
この2つのうち、どちらか一方の条件を満たしてしまうと、過払い金が100万円以上あったとしても1円も取り戻すことができなくなります。これからアプラスに過払い金請求をお考えの方は十分にご注意ください。
最終取引日から10年が経過
アプラスの過払い金が消滅してしまう方で多いのが、過払い金請求の時効が成立してしまうケースです。過払い金請求には、最終取引日(最後に取引をした日)から10年の時効があります。
キャッシング枠を利用したクレジットカードを、完済した日から10年が経ってしまうと、過払い金の回収をできなくなってしまうので、1日でも早く手続きをおこなってください。
アプラスが倒産
アプラスが倒産してしまった場合は、過払い金請求はできなくなります。アプラスは新生銀行グループの大手信販会社で、経営状況は比較的安定しています。倒産する心配は少ないですが、倒産するリスクはどの貸金業者にも潜んでいます。
今は経営が安定しているからと手続きを後回しにすると、経営状況が悪化したときに返還額が少なくなるというリスクもありますので、すぐに手続きをおこなってください。
アプラスの過払い金の返還率と返還までの期間
アプラスは新生銀行グループのクレジットカード会社のため、資金面での懸念が少なく過払い金請求に対しての対応は良いです。
話し合いのみで解決する場合でも、他の貸金業者よりも好条件が提示される傾向にあります。話し合いのみで解決する場合の返還率は90%ほどなので、回収までの期間を早めたい方は、3ヶ月ほどで回収することができます。
ただし、昨今の過払い金請求の状況からアプラスの対応は、今よりも悪くなる可能性があります。そのため、少しでも多くの過払い金を回収したい場合は、裁判をすることを前提として手続きを進めることになります。
裁判で解決する場合は、過払い金の満額回収に加え、過払い金に対して発生している利息分の回収も可能です。しかし、回収するまでの期間が5ヶ月ほどかかってしまいます。
任意交渉(話し合い)で解決した場合
返還までの期間
3ヶ月~
返還率
90~100%
※返還率90%とは、発生している過払い金に対して90%の金額を回収できること。発生している過払い金が100万円の場合は90万円。
裁判で解決した場合
返還までの期間
5ヶ月~
返還率
100%+利息
※返還率100%とは、発生している過払い金に対して100%の金額を回収できること。過払い金が100万円の場合は100万円。その100万円(過払い金)に対する利息分も請求可能。
このように、話し合いの交渉で解決するか裁判をするかで、返還率と返還までの期間が異なります。ただし、上記はあくまでも目安なので、正確な返還率と返還までの期間を知りたい場合は、当事務所の無料相談をご利用ください。
当事務所では、「なるべく早く解決したい」「過払い金を1円でも多く取り戻したい」など、お客様のご希望を優先し対応いたしますのでご安心ください。
アプラスの過払い金請求のデメリットやリスクなどの注意点
アプラスのカードを利用できなくなる
アプラスに過払い金請求をすると、アプラスが発行するカードが自動的に解約されてしまうので、アプラスのカードで新たな借入れやショッピングの利用ができなくなります。
利用できなくなるのは過払い金請求をおこなった信販会社(クレジットカード会社)のカードだけですので、別の信販会社が発行するクレジットカードの利用はできます。
アプラスのカードで家賃や光熱費、通信費などを支払っている場合は、過払い金請求後は引き落としされなくなりますので、事前に支払い方法の変更をするか、別のクレジットカードを使用するようにしてください。
ブラックリストにのってしまう可能性がある
アプラスの過払い金請求は、気を付けないとブラックリストにのってしまうリスクがあります。以下の場合は、ブラックリストにのってしまう可能性が高いのでご注意ください。
ブラックリストにのることは絶対に避けたい方は、当事務所の無料相談をご利用ください
1.取り戻した過払い金で借金を0にできない場合
現在アプラスに返済中で過払い金請求をした場合、取り戻した過払い金で借金を0にできなければブラックリストにのってしまいます。借金を0にできた場合はブラックリストにはのりません。
2.ショッピング枠の支払いが残っている場合
クレジットカードの機能には、キャッシング枠とショッピング枠があります。ショッピング枠を利用している場合は、手続き前にショッピング枠の支払い残高を必ず確認してください。
支払い残高がある場合は、取り戻した過払い金はまずショッピング枠の返済に充てられます。その結果、ショッピング枠が残ってしまった場合は、ブラックリストにのってしまいます。
アプラスのローンを利用している場合
アプラスの自動車ローンなどを利用している場合は、過払い金がローン残高と相殺されてしまう可能性もあります。アプラスのカードローンは完済していて、自動車ローンを返済中の方はご注意ください。
自分でするリスクと当事務所に依頼する5つのメリット
アプラスの過払い金請求は、司法書士事務所などの専門家に依頼して解決する方法と、自分で解決する方法があります。自分する場合は、専門家に支払う費用をかけずに解決できるメリットがありますが、リスクやデメリットもあります。
まずは、自分でする場合のリスクやデメリットを見てみましょう。
自分でやる場合のリスク・注意点
アプラスから対応を後回しにされるリスクがある
アプラスは過払い金請求の対応に慣れており、返還までの期間を少しでも遅らせるために、取引履歴の返送に時間をかけたり、個人の対応を後回しにするケースもあります。過払い金請求の時効が近い方はご注意ください。
過払い金が少なくなるリスクがある
過払い金の交渉では当然、アプラスは発生している過払い金よりも低い金額を提示してきます。そこで、納得がいかなければ交渉を重ねなければなりませんが、貸金業者相手に交渉をすることはむずかしく、本来発生している過払い金よりも少ない金額になってしまいます。
手間や時間をとられるリスクがある
アプラスの過払い金請求を自分でする場合は、以下の取引履歴の取り寄せから交渉・裁判まですべて自分でおこなわなければならないため、手間や時間がかかってしまうデメリットがあります。
- 貸金業者から取引履歴を取り寄せる
- 過払い金を調べるための引き直し計算
- 貸金業者と交渉し、過払い金の返還額を決める
- ③で決まらなければ裁判所へ訴訟をする
- 過払い金の返還
家族に借金がばれるリスクがある
自分でアプラスに過払い金請求をする場合は、上記のとおりアプラスと連絡を取り合わなければなりません。アプラスからは、電話での連絡がきたり、書類などが届くられてきます。
そのため、自宅にアプラスの名前が入った封筒や連絡がいってしまい、家族にバレてしまうリスクがあります。家族に借金を秘密にしている方は、特に注意してください。
当事務所に依頼する5つのメリット
アプラスの過払い金請求の実績が豊富
当事務所は、アプラスをはじめ多くの貸金業者での実績が豊富にあります。これまでの返還額の累計は90億5000万円、相談数は毎月500件以上あります。
アプラスの過払い金の無料診断ができる
当事務所では、無料で利用できる過払い金診断のサービスがあります。「アプラスで借金をしていたことがあるけど過払い金は発生しているのかな?」と思った方は、お気軽に当事務所の無料診断をご利用ください。
完全成功報酬だから相談料や初期費用は無料
費用は完全成功報酬なので相談料や初期費用は無料です。アプラスに関するお悩みや疑問は何でもお聞きください。
相談料 |
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0円 |
初期費用 |
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0円 |
※過払い金が戻ってこなければ費用0円
※取り戻した過払い金の中から報酬をいただきます。費用に関しては、お気軽にお問い合わせください。
アプラスの明細や契約書がなくてもOK
アプラスの明細や契約書がない場合でも、当事務所が責任をもってお調べいたします。
徹底されたプライバシー管理
アプラスに過払い金請求をしたいが、家族や会社に秘密にしたいという方は、当事務所にお任せください。当事務所では、プライバシー管理を徹底していますので、お客様のご都合に合わせた手続きが可能です。
当事務所のアプラスの過払い金請求の流れ
当事務所でアプラスの過払い金請求をした場合の流れをご説明いたします。ご自身で手続きをする場合は【STEP4】からご覧ください。
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STEP1 お問い合わせ
電話またはメールでお問い合わせください。電話でのお問い合わせはフリーダイヤルで9:00~19:00、メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。
お問い合わせ、ご相談は何度でも無料ですので、ご不明な点や疑問に思ったことなどはお気軽にご質問ください。
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STEP2 ご相談・面談
事務所にご来所していただき、お問い合わせ・ご相談の際にお伺いした情報をもとに、お手続の流れ、費用、期間、お客様にあった解決方法などのご説明をいたします。
お客様が納得されるまで十分にご説明をいたしますので、お気軽にご質問してください。
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STEP3 ご契約
当事務所からご説明させていただいた、お手続きの流れ、費用、期間、解決方法など、お客様がご納得していただきましたら、当事務所の司法書士とお客様の間でご契約を交わしていただきます。
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STEP4 過払い金の調査
アプラスに取引履歴を開示してもらい、過払い金が発生しているか調査いたします。アプラス以外の貸金業者も調査いたします。
アプラスの明細や契約書がない場合や、他の貸金業者を忘れてしまった場合、貸金業者が合併して名前がわからない場合でも入念に調査いたします。
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STEP5 アプラスとの交渉・訴訟
「時間がかかってもいいから過払い金を多く取り戻したい」「金額が下がってもいいから早く取り戻したい」など、お客様のご希望をお伺いして、アプラスと過払い金を取り戻すための交渉または訴訟をおこないます。
借金が残ってしまう場合は、お客様の生活状況に合わせて長期分割・将来利息のカットなどの、交渉もおこないます。
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STEP6 過払い金返還・返済交渉終了
アプラスとの交渉・訴訟後、過払い金の返還額や返還される期間などのご説明をいたします。借金が残ってしまった場合は、返済開始日や月々のお支払い額などの返済計画をご説明いたします。
アプラスの経営状況と会社概要
アプラスの経営状況
アプラスは新生銀行グループの大手信販会社で、親会社は新生フィナンシャル(レイク)なので、経営は比較的安定しています。専門家が対応する場合は、任意交渉で90%~、裁判をすれば満額近い過払い金の回収が可能です。
しかし、アプラスに完済している場合は、最終取引日から10年で時効になってしまいますので、倒産のリスクが少ないからと放置せずすぐに過払い金請求してください。
アプラスの会社概要
株式会社アプラスは、2010年4月から事業持株会社へ移行した株式会社アプラスフィナンシャルがおこなっていた主要事業を、承継する形で発足した信販会社です。
800以上の提携カード先を通じて子会社のAJカードを含む連結でクレジットカード有効会員数(ローンカード除く)は 約802万人 です。しかし、会員数はTSUTAYA WカードおよびTSUTAYA Tカードプラスがほとんどです。
商号 | 株式会社アプラス |
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本社所在地 | 大阪府大阪市浪速区湊町一丁目2番3号 |
貸金業者登録番号 | 近畿財務局長(4)第00810号 |
関連 | 株式会社アプラスフィナンシャル、株式会社アプラスパーソナルローン、株式会社アプラスインベストメント、新生セールスファイナンス株式会社、全日信販株式会社、アルファ債権回収株式会社、パシフィック・オート・トレーディング株式会社 |
アプラスの過払い金請求についてよくある質問
アプラスの過払い金請求 よくある質問1
Q:アプラスに過払い金請求をするとブラックリストにのりますか?
A:アプラスに完済している状態で過払い金請求をする場合は、ブラックリストにのることはありません。しかし、返済中の場合は、返還された過払い金よりも借金の方が多いとブラックリストにのってしまいます。
アプラスの過払い金請求 よくある質問2
Q:家族に秘密でアプラスに過払い金請求できますか?
A:できます。当事務所ではプライバシー管理を徹底していますので、ご相談時にその旨をお伝えいただければ、周囲にバレないように手続きを進めることが可能です。
アプラスの過払い金請求 よくある質問3
Q:アプラスの過払い金請求の期限はいつまでですか?
A:過払い金請求の期限は、最終取引日から10年です。アプラスに借金を完済した日から10年が経ってしまうと過払い金請求ができなくなってしまいますので、なるべく早く手続きをしてください。
アプラスの過払い金請求 よくある質問4
Q:アプラスの過払い金がいくら発生しているか調べる方法はありますか?
A:当事務所では、無料でアプラスの過払い金の調査・計算をおこなっております。少しでも気になる方はお気軽にご利用ください。